【共同養育サポート】離婚しても両親で子育て【子供にとっては2人とも親】

日本は離婚した父母いずれかが親権を持つ単独親権を採用しており、離婚をすると1人で子育てをする親が多いです。
別居した親と子供の「面会交流」をしていない世帯も半数以上にのぼります。

なぜ面会交流さえ困難があるのか-。

面会交流が困難となっている理由の一つには、一緒に暮らしている親の気持ちの問題があります。
離婚調停中に関係が悪化する夫婦は多く、離婚後に連絡を取り合うことを避けがちになります。
子供をもう片方の親に会わせると悪影響があると考えたり、相手に子供がなつくのを嫌がったりしてためらうケースもあります。

 

私も離婚から1年4ヶ月が経ちましたが、元ヨメは今でも私を息子と2人きりで会わせることには抵抗があるのではないでしょうか。
真面目なので調停で取り決めたことには従う性格ですが、感情的でもあるので機嫌を損ねないよう、今でもLINEの言い回しには気を遣います。(-_-)

 

両親が互いに子育てに関わる共同養育は可能かー。

親権がなくても子育てを分担することは可能と思います。
これは私が離婚調停のときから忘れられない言葉ですが、夫婦の関係と親子の関係は別です。
夫婦の感情と親子関係を切り分けて考えることが大事で、子供にとっては2人とも親であるという前提にたつべきです。

 

共同養育の利点はー。

共同養育はまず子供に利点があります。
両親との関係を継続できる、会える状況にいることで心が安定します。

 

子育ての分担がうまくいけば、同居親の負担も減ります。
子育てを通して良い関係を築いていけば、養育費の支払いも守られ、社会問題の解決にもつながります。
病気になったときに助け合える関係性も生まれるかもしれません。

 

今はコロナ禍で息子に会えない日々が続いていますが、その代わりに週1で1時間程度テレビ電話をしています。
(調停での取り決めでは隔週「1~5分」+月1面会)
息子が買ったオモチャの紹介をしてくれ、最近ではアニメ「鬼滅の刃」が共通の話題だったりします。
息子も「パパとお話したい」と言ってくれ、私もできるだけたくさん接してあげたい気持ちです。

 

子育ての分担には元ヨメとの信頼の積み重ねが欠かせません。
コロナ禍になる前の面会では「子育て」「教育」「進学」などについて、息子のスイミングスクールを横目に元ヨメと語るシーンもありましたが、コロナのせいでそれも遠い記憶です。(-_-;)

 

共同養育を推進している「りむすび」

離婚した夫婦が双方とも子供の養育に関わる「共同養育」を推進している、りむすびという一般社団法人があります。

離婚後の子育て共同養育サポートりむすび

 

代表者自身の離婚時の夫と息子との面会交流に対する経験が活動の原点となっているようです。
活動の内容ですが、共同養育の話が離婚前にできるように支援したり、別居・離婚後の子育てについて同じ状況にある人が意見交換できる会などを開催しています。

 

最近は共働きの女性から、共同養育を前提に円満離婚したいという相談が増えているそうです。
経済的に安定している一方、仕事両立のために子育ては今までのように夫と分担したいという考えが背景にあります。

 

共同親権の導入を求める動きも増えてきており、共同養育は今後さらに注目されていくのではないでしょうか。

 

私もコロナ禍の中、面会交流再開の上手な切り出し方について悩んでいます。
週1で息子とコミュニケーションはとれているのでなんとかガマンしていますが・・・。
拗れた場合の相談先の一つとして考えておきたいです。

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