【心に残る名言】孤独を味わうことで人格が磨かれる。【ニーチェ】

人生には孤独はつきものかもしれません。

 

一度は結婚して子供にも恵まれ、家族というものができ、孤独とは無縁の生活を経験しましたが、離婚することになりました。

 

離婚直後には年下の彼女ができました。
年の差・バツイチ・子ありを受け入れてくれていました。

 

年も離れているので当初は結婚など考えられませんでしたが、一緒にいるうちにこの女性と再婚できたら嬉しいなという考えを持つようになりました。

 

しかし、そんな彼女とも理由あって一度距離を置くことになりました。

 

再び孤独になりました。
人生に孤独はつきものかもしれません。

 

父親も20代で結婚して家族4人で長年暮らし、まさに幸せだったと思いますが、今は田舎で1人暮らしをしています。
あまり父親の立場で考えたことはありませんでしたが、本当は長男である私の家族に囲まれて暮らしているような、違う未来を本人は想像していたかもしれません。

 

人間はいつでも孤独になる可能性があり、孤独とうまく付き合っていく必要があります。

 

「孤独」は決して寂しさではなく、人を成長させる時間であるという考えがあります。

 

有名な哲学者ニーチェの言葉にこんなものがありました。

 

「孤独を味わうことで、人は自分に厳しく、他人に優しくなれる。いずれにせよ、人格が磨かれる。」

 

今までの人生、多くの名言に触れる機会がありましたが、このタイミングで改めて名言と向き合い、偉人の知恵を自分のものにしていきたいと思います。

 

ニーチェという哲人

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(1844年~1900年)はドイツの哲学者。
24才でスイスのバーゼル大学教授になりましたが、教職にあったのはわずか10年ほど。
その後は病気療養のためにヨーロッパ各地を旅しながら独特の著述と思索を続けた。
有名な著作に「ツァラトゥストラはかく語りき」がある。
当時のキリスト教道徳をあまりにもあの世的だと批判、この世における真理、善、道徳こそ大切だと唱えた。

 

名言について

「孤独を味わうことで、人は自分に厳しく、他人に優しくなれる。いずれにせよ、人格が磨かれる。」

 

人間はとにかく集団でいようとする本能があります。
1人でいることを恐れ、自分を集団の中に埋めることで安心します。

 

だれかに誘われ飲みに行ってしまう、遊んでしまう、そういう時間は楽しいですが個人としての成長にはならないものです。
私も1人の時間を紛らわせるため、そういう時間を優先にしてしまいがちです。

 

反対に孤独になると、ひとりの時間ができることによって現状の心配ごとや不安ごとについて考えざるを得なくなります。
人はそれを後回しにするために孤独という状況を避ける傾向があります。
考えることを放棄し、楽な気持ちになれるのです。

 

そのため、例えば友人との飲酒、夜遊びなどはこれらから逃れる行動であり、大げさかもしれませんが自分の成長を阻害するものということが言えます。
これは実は分かっていて無意識にしている行動かもしれません。

 

孤独を経験すれば、目の前の課題に集中することができ、その課題に対する怠慢を防ぐことができます。
孤独の中で自分自身と向き合う時間を作る、徹底して課題に取り組む、そんな時間が自分自身を成長させてくれるのです。

 

私には離れて暮らしている5才のまだ小さな息子がいます。
その子にこれからなにをしてあげられるか・・・日々考えます。

 

もし今、自分が望まない孤独の中にいるとしたら、それは自分を高める準備期間なのかもしれません。
いずれにしても意味のない孤独はないということを覚えておきたいです。

 

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