ビットコインの今【仮想通貨】

「お試し同居」の少し前・・・友人からビットコインの勉強会セミナーみたいなのに誘われて東京恵比寿のとあるマンションへ行ってきました。
(少し前といっても実際は2017年1月のハナシです)

 

その頃はビットコインはまだ1BTC=11万円ほどでした。
この年の1月1日のある新聞には「仮想通貨元年」と見開きで広告が掲載されており、仮想通貨がまさにインターネット並の技術革新、または産業革命のような人類史上における大きな革命かのようにとりあげられつつありました。
まだテレビやCMでも仮想通貨というものを取り扱っていなかった頃と記憶しています。
この後、少したってから出川哲朗などの仮想通貨CMを見かけるようになりました。

 

セミナーの内容

当時はビットコインに対する知識もなく、友人に誘われるがままセミナーに参加したのですが、そんな私でもビットコインに対する興味や期待をもつには十分な内容でした。

 

ただセミナーの主旨はビットクラブへの勧誘でした。

 

冒頭、ビットコインとはどういうものか説明があり、私はビットコインに大きく興味を持ちました。
その後、ビットクラブの概要と製品体系の説明、他者へのビットクラブ勧誘の仕組み・・・。

 

ん?勧誘って?・・・なんかハナシの内容が怪しくなってきました。
いわゆる「ねずみ講」「ネットワークビジネス」の類いかなぁとすぐに思いました。

 

一緒に参加されていた年配の女性が、
「私は人に紹介するとかはムリなので、自分自身の登録だけで利益を出したいが可能か?」
と質問したところ、セミナー講師は、
「ここはそういう人が来るところじゃないよ。」(え?(゜Д゜))
みたいな回答をしていたので、私の中では疑心から確信に変わり、最後は話半分で聞いていました。

 

ビットコインには興味が沸いたので、10万円ほどで口座開設をしようとしましたが、残念ながら購入には至りませんでした。
その当時は戻ってきてほしいヨメと電話で長時間やりとりをしていた頃で、また口座から勝手に大金を引き出したりすると揉めることが大いに予想されたのが理由です。(T_T)
大手のbitFlyerで口座開設だけはしましたが・・・。

 

2017年は1年かけて最終的には1BTC=11万円だったのが年末には238万円まで価値が高騰していましたので、その頃は悶々とする毎日でした。
あのとき10万で購入してたら今は200万になってたの?みたいな。笑

 

2019年1月現在、ビットコインを取り巻く状況はどうなっているのでしょうか。気になったので調べてみました。

 

ビットコインとは?

MichaelWuensch / Pixabay

すでに知っている人も多いと思いますが、ビットコインとはどういうものなのでしょうか。

 

ビットコインは世界初の仮想通貨です。
2008年にサトシ・ナカモトという人物がインターネット上に投稿した論文により動き始めました。
中央機関が存在せず、通貨の発行や取引はブロックチェーン技術による分散管理(分散型台帳)上で行われ、改ざんや不正に強い仕組みになっています。
仲介する機関がないため手数料がかからず、世界中の誰とでも取引ができるため新しい送金手段として注目されています。

 

2009年にはビットコイン理論を実現するためのソフトウェアが開発、公開され、2010年にははじめて現実社会でビットコインを使った決済が行われました。

 

ビットコインの主なメリットです。

1.個人間で「直接」送金ができる

通貨で送金を行う際には銀行などを仲介する必要がありますが、ビットコインは個人間が直接支払うことができます。

 

2.手数料が無料

銀行などを仲介しないので、基本的には手数料を払う必要がありません。
銀行送金やクレジットカード支払いでも一定の手数料が存在しますが、ビットコインは手数料なしの決済を実現できます。

 

3.制限が存在しない

煩わしい手続きや制限がありません。
ビットコインを使えば通貨単位を気にせず、世界中で同じ通貨が利用できるというメリットがあります。

 

ビットコインの今

2017年にインターネットが出た頃と同じような盛り上がりを見せ、ブロックチェーンという新しい技術も注目され、爆発的に高騰したビットコインの価値はどうなったのでしょう。

 

2019年1月27日現在の価値は39万円ほどです。
ピークの2割を切っています。

 

2017年は実態がともなわない過大評価の時期、2018年は価値が見直された時期と言えます。

 

ブロックチェーンは本当に普及するのか?
銀行がいらなくなると言われているけど本当になくなるのか?

 

中央機関での管理がなくなり、管理者不在の分散管理に置き換わるとされていますが、実際は政治的な問題もありますし、ハッキング事件もあってまだまだ安全性にも問題があります。

 

仮想通貨ブームの火付け役であったビットコインですが、現状に見合っていないスペックや対策技術の遅れにより普及が頭打ちになっている状態です。

 

今後は2017年のときのような高騰が見込める可能性は低いですし、今のタイミングで莫大なお金を投資することはオススメできないと言えそうです。

 

仮想通貨の今

ではビットコインだけでなく、仮想通貨全体の状況はどうなのでしょうか。

 

2017年度の時点で1000種類以上の仮想通貨が登場しており、もうワケが分かりません。笑
これを聞くだけで情報を追うのだけでもかなり大変と思ってしまいます。

 

ビットコインとイーサリアムが今後も2強になるのでしょうが、有名な仮想通貨に少額の投資をして大きなリターンを得る可能性は今後は低いと思われます。

 

今後大きなリターンを出すためには、マイナー仮想通貨への投資になります。
ここでいうマイナー仮想通貨とは現在過小評価されていて時価総額が低いものになります。
それが将来普及すればチャンスはありますが、やはり分野に詳しくないと厳しいですし、前述したようにどんどん新しい情報が出てくるので追うのが大変です。

 

手堅くいくにはやはりメジャーな銘柄への投資でしょうか。それもロングレンジの投資です。
Zaifにはメジャー銘柄に毎月定額で積立預金できる「コイン積立」という商品があります。
(2020年11月現在もサービス停止中)

 

https://zaif.jp/doc_reserve?lang=ja

 

各国が規制を緩和していけば取り扱う人が増えていき、仮想通貨自体はまだまだ市場の拡大が見込めます。

 

個人的には今は仮想通貨に投資することはやめたほうがいいと思っています。
2017年の機会を逃したので仮想通貨に対する投資モチベーションが低いというのもありますが・・・。(-_-;)

※2019年1月時点の内容です。

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