【面会】面会交流の法整備には依然課題が多い?【子供】

厚生労働省の調査では、離婚した親が子供との面会交流の取り決めをしている世帯は微増しているようですが、母子家庭では24.1%にとどまるようです。
(2016年度 全国ひとり親世帯等調査)

 

少し前の調査なので今はもう少し改善されているかもしれません。
子供の福祉のため、面会交流の取り決めや健全な実行が推奨されています。

 

面会交流を実施しない理由ですが、「相手と関わり合いたくない」というのがもっとも多いようです。

 

私も別居を2回経験しましたが、やはり別居の初期段階は元ヨメは子供に会わせないスタンスでした。
一回目の別居は3ヶ月でしたが、同居再開が決まるまで子供に会わせてもらえませんでした。

 

「相手と関わり合いたくない」と思って別居や離婚を選ぶのでしょうから、それは理解できます。
理解できますが・・・子供は片親の所有物ではありません。

 

日本は単独親権ですが、共同親権になればこれは改善されるのでしょうか。

 

共同親権は、子供と離れて暮らしている片親の子供に対しての権利が今より強くなるわけですから改善されると思いたいです。
また、単独親権では親権を持っていない片親が、権利を持っていないことで養育費の義務感を失ってしまうというデメリットも言われていますが、それに対する解消も期待できます。

 

片親に問題があったりと、いろいろな親がいて、それぞれの家庭環境があります。
すべてのケースにうまくあてはまる「共同親権」を整備するのは考えただけで難しいと感じますが、完全なものはできないと思うので不完全なものからでも着手、整備、執行していってもらいたいです。

 

デメリットだけに目を向けるのではなく、運用しながら改善していくスタンスも大事ではないでしょうか。

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