【人生2回目】彼女のご両親への挨拶(後編)【誠実な気持ちで】

彼女の両親へ結婚の挨拶に来ています。

両親への自己紹介のあと、お義母さんもいろいろと質問したいことがあると言っていたのに、一向に質問してくる気配がありません。

お義母さんと彼女は楽しそうに地元トークに花を咲かせています。
席の向かいには寡黙なお義父さん・・・私とお義父さんだけで話すのもなんか違うよなぁ~。

なんだこれ・・・思ってたのと違う・・・。
彼女もマイペースすぎんだろ・・・彼氏ほったらかしやん・・・。
出てくる料理は豪華なはずなのに、もはや味がしねぇ・・・。

 

その間、ビールを飲み干した私に酒を進めてくるお義母さんと彼女。
今日は一世一代の真剣な場所なのでビールは一杯までと決めていましたが、もういいや、飲んじまおう。

「ありがとうございます。いただきます。(・д・)」

こうなったらなんでも来いです。出たとこ勝負です。
2杯目、3杯目のビールをいただきます。

 

締めのアイスクリームが出てきたころ、ようやくお義母さんが私に話しかけてくれました。

「年が離れているので今はかわいいと思っているかもしれないが、彼女も年をとったとき大丈夫なのか?」みたいな内容だったと思います。

簡単な質問きた!

別に年下だからとかは関係ありません。に続いて、彼女の尊敬する部分、彼女のいいところを何個かあげ、年や見た目だけで好きではないアピールをしました。

続けて質問がきます。
料理が終わったあとに集中して質問がくるパターン。

まとめると「養育費についてや、仕事がなくなったときの備え的なこと」など、家計に関わる質問がありました。
「長男の年齢や養育費を支払う期限」なども聞かれました。

一つ一つ誠意をもって答えます。

今の仕事をやめたときのことなどはもともと頭にないため、的を得た回答になっていたかは分かりませんが、とにかく彼女には苦労をかけさせたくないという思いで話したと思います。
養育費、年収、貯金など具体的な金額も伝えるべきか迷いましたが、向こうがストレートに聞いてはこなかったのでやめました。

あとは「子供をつくる考えがあるのか?」と聞かれました。
この質問にはご両親の強い思いを感じました。
実は彼女は仕事への思いが強く、また私には既に子供がいることもあり、別に子供はいらないと言っています。
ご両親にもそれを伝えているようで、私の考えはどうなのかを確認したいようです。

私は彼女との子供がほしいと思っているので、そのことは真剣に伝えました。
彼女ともゆっくり話し合って決めていきたいと説明。
少し安心されたようでした。

彼女は少し幼いところがあるといっていいか分かりませんが、親心を理解しようとしないところがあります。
3年間親に顔を見せず、親の意に反して子供はいらないなどと言いますが、やはりご両親もそのあたりは気にされているようでした。
子供の話のときはお義母さんが一瞬涙ぐむ感じもありました。

 

私が「彼女はあまのじゃくなところがありますから、本心は分かりませんが。」と言うと、お義母さんはテンションがあがり「そうなのよ~!この子はそういうところがあるんです。それが分かっているなら少し安心しました。」
と嬉しそうな様子。
これは少しポイント上がったか。(´д`)

 

あとは絶対聞かれると思っていた「なぜ離婚したの?」という質問。
これはまさかのお義父さんからの質問でした。お義父さんからはこの質問のみ。

ヨメとの馴れ初めや離婚までの経緯、私の心情の変化などを簡潔に説明。こちらもなんとか理解はいただけたようです。

 

最後に「結婚式は挙げるのか?」と聞かれましたが、私も彼女もバツイチ同士、「挙げるつもりはありません。」と答えると2人とも少し寂しそうな表情に。
ありゃ、答え間違ったか?と思い、聞けば前の旦那とも結婚式はしていないとのこと。
ご両親はウエディング姿を見たいのでしょう。
彼女は式を挙げる気はさらさらないようですが、親族だけで挙げる10万円くらいの簡易的な結婚式もありますから、とフォロー。
写真だけでもね~とお義母さん。

私は元ヨメとの結婚式で結構お金を使ってしまったので内心はもうコリゴリです。
でもドレス姿の写真だけでもなんとか実現してあげられればと思います。

 

このようなやりとりがありましたが、最終的にお義母さんは私たちの結婚を認めてくれたようでした。
お父さんからも「本人がいいならいいんじゃないか。」と言っていただきました。

うお~~(T_T)
お会いしたときはどうなるかと思いましたが、許可いただけて感謝感謝です。

 

こうして無事に彼女との結婚を認めていただくことができました。
より一層身が引き締まる思いです。

退店後、お店をバックに4人で記念写真。
受け入れてくれた実感がわいてきます。

 

駅近くのホテルまで送迎していただき、家で留守番していた妹までわざわざ電車に乗って挨拶に来てくれました。
彼女と妹もまた年が離れていて妹はなんと大学生。会うまでは怖かった(笑)ですが、めちゃめちゃ良い子でした。

 

緊張した1日が終わり、やっと一息つけます。
翌日は私の実家へ彼女を連れて行きます。

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