別居再開から7ヶ月・・・初めての東京家庭裁判所【離婚調停2回目】

別居再開して7ヶ月目になりました。
(2018年12月頃になります)

 

とうとう調停の日がやってきました。気が重い~。

 

調停は平日に行われるため仕事を休む必要があります。
午後から休みをとり、気分が乗らないまま東京家庭裁判所がある日比谷に向かいます。

 

離婚へと進んでいく不安と、もしかすると事態が好転するかもというほんの僅かな期待もあったかもしれません。

 

東京家庭裁判所は日比谷公園の近く、弁護士会ビルの隣に位置するビルになります。

Tokyo Family Court

ー東京家庭裁判所ホームページよりー

日比谷公園内を通り抜けた先にそれはあり、緊張のせいか周辺の雰囲気が物々しく感じます。

 

入り口に入るとすぐに空港のような持ち物検査エリアがあり、警備員が2~3名います。
ゲート探知機もありセキュリティが厳重に管理されています。

 

鞄や携帯を回収してエレベーターで17階へあがります。
スーツ姿の人がみんな弁護士に見えます。この建物の職員も当然いるのでしょうが、気持ち的にそう見えてしまいます。

 

17階でエレベーターを降りると左右にフロアが広がっていて、申立人と相手方エリアのほうへ進みます。
逆サイドは管理事務所のエリアでしょうか。
昔ながらの味気ない建物のつくりで廊下に「調停室」が並んでいます。

 

申立人と相手方の待合室は分かれており、双方が顔を合わせなくてすむような構造になっていました。
既に敵(ヨメ)は申立人の待合室にいるのかなと思いながら相手方待合室に向かいます。

 

待合室には相手方、その担当弁護士など10~20人ほどいました。
ここ東京では離婚調停などは過密スケジュールのようで、同じ境遇の人に少し親近感を覚えます。

 

13時30分・・・時間になりました。
待合室にいると担当の調停員から呼ばれ、そのまま調停室へ。

 

調停室に入ると、5畳ほどのスペースに6人掛けの机があり、調停の担当となる初老男性と中年女性の2名が座っていました。
裁判官席は空席でした。

 

まず、基本的な部分の説明がありました。
今回は、申し立てられた婚姻費用夫婦関係調整(離婚)に対しての話し合いとなります。
1回につき約2時間かかります。
30分ごとに申立人と相手方が交代して調停員と話をします。

 

やっぱりというか・・・調停員にもよると思いますがかなり事務的な印象を受けました。
当然どちらの味方でもなく、私たちにああしろこうしろという権限はないという説明がしつこく感じました。

 

次に今の気持ちについて聞かれ、離婚は考えていない、幼い子供のためにも婚姻関係の継続を希望と回答。

 

子供との面会交流について私からヨメに条件を提示していたので、それに対して続いて質問あり、「離婚した場合」という前提でできるだけ細かく説明しました。

 

すると男性調停員が、あなたは離婚したくない、というのに条件の細かい話をしますか?また、書状には申立人が書いている財産分与には触れられていない、なぜですか?ときいてきました。

 

いやいや希望する面会の条件を聞かれたから答えているだけなんですが・・・と思いながら答えます。
事務的な態度になんだかな~~と思っていたこともあって、ちょっとイラッとしてしまいました。

 

財産分与については必要であれば追って話し合いと書いている。今は自分の気持ちとして離婚はないので、具体的な話し合いをするつもりはない、そういう意味では面会条件については「離婚した場合」の話であり、今必要かと言われればそうではない。というような回答をしたと思います。

 

面会交流について

調停委員より・・・
面会については細かい条件をつけて縛るよりは、面会を繰り返しているうちにお互いに信頼が生まれ、子供が成長していくにつれて面会機会が増えている場合もある。

私の意見・・・
別居の経緯や同居時の言動、義父母の態度などから相手は信用できません。
信用できないからある程度決めごとはつくる必要があると考えています。

 

婚姻費用について

婚姻費用には隔たりがあります。相手も譲歩しない様子です。

婚姻費用算定表である程度金額が決まっているので最終的にそのラインに落ち着くことは分かってはいますが、今日時点では希望を押し通しました。

今回は初回ということで、30分の話し合いが終わった後に映像資料を見させられました。

 

「別居、離婚時の子供への気配りケア」に関する映像です。

精神的に不安定になる可能性がある子供に対して、どう接するか、どう説明するか、親の責任、親と子の関係などがまとめられてましたが、今までネットなどで調べていたこともあり、内容的にはほとんど知っているものでした。

 

ヨメもまったく同じものを見たようです。
再度調停室に戻ったときに感想を求められます。

妻は子供の前で父親の悪口を平気で言っていた。
義母も離婚経験があり、前夫と夫婦仲が悪かった。今回も私とヨメが合わないから離婚だと発言。
子供の気持ちや立場を蔑ろにするような言動が見られるし、子供にとっていい環境とは言えないと思う。
相手も見たのなら理解を深めてほしい。

こんな感じで答えたと思います。

 

今日の結果

・本格的に離婚調停がスタート

・婚姻費用や面会交流条件の隔たりは変わらず

・ヨメの離婚したいという気持ちを再確認(終始泣いていたようです)
ズルいなー(-_-)

・婚姻継続は難しいと思うので考えてみてくださいと調停員の発言あり

 

正直もっと細かい経緯、別居に至った理由などを聞かれると思っていました。
なぜこうだった?なぜこうした?これからどうしたいかなどの議論があり、人生経験豊富と思われる調停委員がある程度正しい方向性に導いてくれる側面も期待しました。(それが結果的に離婚だとしても)

 

これが裁判所かーという感想です。

 

事務フローで決まっているから一応話は聞きますという、本当に事務的な感じでした。
初回から、まとまらないと思うという発言も少しムカつきました。
調停員の立場からすると「不成立」なら裁判に移行するだけなんですね。
私とヨメとの調停は、調停員にとっては日々ある業務のうちの一つという感じが伝わってきました。

 

調停員を頼りにするのはやめました。
子供との面会も確保できていますし、引き続き牛歩戦術といったところでしょうか。

 

余談ですが、終わってビルを出るときにヨメ一行とニアミスをしてしまいました。
1階で私が鞄を置いてコートを着ていたところ、背中越しに聞き覚えのある声が・・・。

ヨメ担当弁護士「婚姻費用は算定表で決まっていますから大丈夫ですよ・・・。」
義母「本当によろしくお願いします・・・」

義母もきてたのか~。(-_-)
また聞きたくもないやりとりを聞いてしまった・・・という感じです。

振り返らずにそのままその場を立ち去りました。

 

年末年始もあり、次回調停は年明け2月になりました。
約2ヶ月先ということで少しだけ気が楽・・・。

 

夫婦関係を驚くほど改善する方法

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別居再開から7ヶ月・・・初めての東京家庭裁判所【離婚調停2回目】” に対して5件のコメントがあります。

  1. たろー より:

    コメント失礼します。
    僕も妻と現在離婚協議中であちらに弁護士がついています。
    懐いている小さい子供達の事もあり、妻を愛しているので僕は離婚したくないです。
    原因は僕の不貞行為です。妻と子供達とは直接話す間もなくある日、家に帰ると荷物と妻、子供達がいなくなり別居2ヶ月目です。

    弁護士には罪を認め謝罪し誠心誠意謝りたいと伝えた上で妻と直接話す機会がほしい。子供達との面会交流を希望しています。
    過去の復縁日記も拝見させて頂き、大変参考になり、これからの弁護士とのやり取りに対しての姿勢や意見の言い方など勉強になります。
    長くなってしまうとしても、諦めずに自分の意思、希望を伝え続けていく事は調停、裁判になるまでは続けていくべきかなと思えました。

    1. enfuku より:

      コメントありがとうございます。
      私と同じような状況ですね・・・。お子さんも小さいと本当にキツい状況と思いますが、
      前を向くしかないと思いながら私は過ごしました。

      弁護士をたてたということで奥様も本気度は高いと思われます。
      おっしゃる通り、時間をかけて自分の考えを伝えていくしかないと思います。

      今の状況は夫婦の問題なので子供には罪はなく、お子さん達もたろーさんに会いたい
      のではないでしょうか。
      お子さん達との面会をまず優先するなら、奥様の要求に少し譲歩して面会機会を交渉
      するか、面会交流調停の申立があると思います。
      ですが調停申立は相手を刺激する可能性もあるのでまずは話し合いかと・・・。

      たろーさんに絶対に離婚したくないという気持ちがあるのなら、裁判になるまであきら
      めないことは大切だと思います。

      1. たろー より:

        返信ありがとうございます。
        僕の場合、妻が出て行った当初に電話で少し話せた程度で実際に会ったりしての話し合いの場がまだできていないのでまずはそこを目指して弁護士を通して謝罪文や誓約書など送って返信を待っている状態です。
        別居から3ヶ月目に入りますが、最初の1ヶ月は証拠の提示や弁護士の返答も遅かったりなかったりが多く、なかなか進みませんでしたが、僕が罪を認め謝罪を続け始めてからは少し弁護士も妻と話します。協議します。という返信になってきたので、謝罪を続けながら待つしかないかなと思います。
        復縁日記の別居からの同居に戻る期間を拝見してそこを目指しまずは対面で話し合えるような状態を目指して行こうと思っています。

        もし離婚した際の子供達との面会や妻との付き合い方も視野に入れて真摯に向き合って行こうと思っています。
        こうゆう時って1日がすごくすごく長いですよね、、、辛いですが前向きにはなれているので修行、自分の今後の変革の為と思って頑張ろうと思います。

        すごくすごく、日記で進め方の希望が持てました。
        これからも拝見させていただきます!
        ありがとうございます。

      2. たろー より:

        返信ありがとうございます。
        僕の場合、妻が出て行った当初に電話で少しだけ話せた程度で会話が最初はヒートアップしてしまったせいでシャットアウトされ弁護士そのまま立てられ直接の対話はそれ以降できていません。
        別居後最初の1ヶ月は証拠の提示や、すり合わせなど弁護士と進めていましたが、弁護士からの返信もあまりなく、返答も遅かったりで全然話が進まなかったのですが、謝罪文や誓約書を僕から提示し、妻と直接の話し合いをさせて欲しいと打診している状態です。
        罪をしっかり認め、謝罪を始めてからは少し返答が落ち着いてきたかとは思っています。
        妻と話します。協議します。
        と返答が来るようになりました。

        これからもしっかり謝罪は続け、妻との話し合い、子供と面会の希望を持ち続けて行こうと持っています。
        対面や電話でも本人と話すことで大きく変わるとは思いませんが本人への意志や謝罪は伝わりやすくなるとも思っています。
        あとはあちらが落ち着き対応の希望が出るまでは持久戦かなと、、、

        でも本当に子供達と会えない1日1日がすごくすごく長く感じますよね。
        これも自分への戒めと今後の変革の為の修行だと思い前むきに進めていきます。

        日記にすごく共感し、自分への活力になっているのでこれからも拝見、参考にさせていただきます。

        返信ありがとうございました。

        1. enfuku より:

          ブログが少しでもお役に立てたら嬉しいです。大変励みになります。
          奥様とお子様のこと、良い方向に向かうことを願っております。

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