同居再開から9ヶ月・・・家族で沖縄旅行⑥!なんでこーなるの(泣)ホテルでの大ゲンカ(´д`)

Santa3 / Pixabay

ビオスの丘には約2~3時間いたと思います。
出るころには夕方16~17時くらいになっていました。


ここから那覇市のホテルまでは1時間強といったところです。
一旦ホテルに戻り、また国際通りの店で夕食というスケジュールですが、少し押していてヨメも心配し始めます。


し~~んぱ~~いないさーーー
な~~んく~~るないさーーー
少し飛ばして運転しますが、夕方になってくると那覇市内は渋滞します。
思ったより時間がかかり、なんとかホテルに到着。


少しあわてながら準備をして国際通りへ。
スケジュールは押し気味です。


ここでまた私の悪いクセが。
子供に国際通りの「市場」を見せたいと言い始めたのです。(>_<)
カラフルな魚を含む海の幸や精肉店の豚の顔の皮、市場の活気などを子供に見せたい・・・という思いです。
ヨメの急ぎたい気持ちも分かる・・・いや正直言うと、滅多に来れない沖縄旅行で少しくらい子供が寝る時間が遅くなっても構わないという気持ちがどこかにあったかもしれません。
決して強引ではなく、ちょっとだけ見せたいから~という感じで、ヨメもしぶしぶ了解。


正式には「那覇市第一牧志公設市場」といいます。
なんと戦後のヤミ市から続いており、雑多で昔ながらの雰囲気があり、沖縄に欠かせない食材がずらりと売られています。
市場の2階では買った食材を料理してくれます。
過去には市場近辺でオフの有名人とばったり会うことも。諸星和己や氷川きよしと普通にすれ違ったこともありました。


この記事を書いていて初めて知ったのですが、2019年6月16日をもって一時閉場となっているようです。
整備のため、仮設市場に移設、整備後にまた現在の場所に戻ってくるようです。(2022年)
整備ということは、あの昔ながらの独特な雰囲気がなくなってしまうということですね・・・。
寂しいです。(T_T)


足早に市場に向かいます。
しかしなんと、市場は営業時間終了で閉まっていたのでした。(19時くらい?)
せっかくヨメの了解をとりつけたのに・・・(-_-;)


市場が閉まっていたことによってUターンすることになり、さらに雰囲気は悪くなりました。ヨメの顔を直視できません。
しかし、いち早く食事をする店を探すことで挽回できるはずです。


メニューや店内の様子などをあれこれ探っていては、そのうちヨメが噴火する恐れがあり、ここは私の直感で良さげだと思う店をすぐに決めました。
店は国際通り沿いにあり、店内もなかなか雰囲気のいい店です。


奥の4人席に座って一息、さてさてとメニューを見たところ・・・ん?昨日の店とメニューが似てる?まさかの系列店?・・・・・・・・・やっちゃいました(T_T)
国際通りにたくさん店がある中で系列店に入ってしまうとは・・・。店名は全然違ったのですが・・・。


沖縄の最後の夜・・・思い入れは強かったのですが、こうなってしまうと私の中にも「ヨメが急かすからぁ」という思いが沸き上がってきます。
私は人に急かされるのが大嫌いです。
かなりストレスを感じますし、その結果、こういうミスにつながることがあります。
特にヨメは出発前や移動中に急かすことが多く、私も普段シラフのときには絶対やらないようなミス、忘れ物や紛失をすることがありました。
急かされても、そつなくこなす大人の男が格好いいのですが、まぁとにかくプレッシャーが強いのです。
相性が悪いのかなーなんて思ってしまいます。


しかしせっかくの沖縄旅行・・・子供の前だということもありますし、気丈に楽しく振る舞います。
ヨメも「系列店でも仕方がないね」と言ってくれました。


お酒と食事が進みますが、経緯もあって今日はどことなく固いです。
ヨメも初日の夜はあんなに柔らかい表情だったんですが・・・(-_-)


食事を終えて、通りに出ます。
この頃にはほろ酔いになり、私は少なくともさっきよりは上機嫌になっていました。
イヤなことをすぐ忘れられるのが私の長所であり、短所でもあります・・・。


国際通りは今日が最後です。時間は遅いですが、何軒かみやげ物屋に寄ります。
ヨメは両親や友人のお菓子など、紙袋いっぱいに買い込んでいました。
最後にコンビニでつまみなどを買い、タクシーでホテルに向かうことにします。


時間はヨメ時間でかなり遅い時間になっています。
このあたりから、早くホテルに帰って子供を寝かせなきゃとイライラし始めました。


コンビニで会計をすませ外に出ると、待機してもらっていたタクシーにヨメと子供がすでに乗っていて、ベビーカーが車外に置きっぱなしになっていました。(゜_゜)

なにこれ!?と言うと、
なにこれじゃないよ!子供と2人だけでトランクに入れるのムリって分かるでしょ!?早くたたんでトランクに入れてよ!と凄むヨメ・・・。
私も両手にコンビニ袋持っており、そんな言い方ないだろとかなりムッとしましたが、感情をおさえてベビーカーをトランクへ。
しかしベビーカーを乱暴に扱うなど態度には出てしまっていたかと思います・・・。
ホテルまでは5分程度ですが、タクシーの中も空気が張り詰めます。


ホテルに到着、子供が紙袋を持ちたいと言ってくれて、ホテル入り口からがんばって運んでもらいます。
手伝ってくれて感心ですが、紙袋は2才の子供の背丈ほどもあります。
両手で持ち上げ、紙袋の底を引きずらないように、ヨイショヨイショと運ぶ子供。
その健気な姿に見ているこっちは癒されます。


ホテルロビーに大学生くらいのギャル系美人が3人ほど座っていました。
子供はその前をヨイショヨイショと自分の背丈ほどの荷物を運びます。
彼女たちが、カワイイーと声をあげる前に、子供は彼女たちの前でストップ、視線は完全に彼女たちをロックオンしています。
かまってほしいのか?(^_^;)


予想通り、なにこの子、紙袋運んでカワイイーとなり、エレベーターも一緒に乗ることになって子供も少し嬉しそうです。
子供、グッジョブ!( ̄ー ̄)b

Ben_Kerckx / Pixabay

少しなごんだところでホテルの部屋へ・・・。
しかしまだ変わらず張り詰めた空気です。
張り詰めているどころか、ヨメはあきらかに戦闘モード。強い口調で心ない言葉が飛んできいます。


沖縄まで来てなにをいつまでグチグチ言ってんだと、さすがに私も我慢がならなくなってきました・・・。そしてこちらも強い口調で対抗したのです・・・。(なにを言ったかは忘れました)
その瞬間、ヨメが湯沸かし器のように立ち上がり、怒り出したのです!


今までのベスト3にランクインするぐらいの怒りようで、ここがホテルの中ということもお構いなしに、大声で叫ぶように私を罵り始めました。
私は一瞬、なんでこうなるかな~~~~と呆然とし、やり過ごそうとしましたが、おさまる気配はありません。


ホテル中に響くんじゃないかという大きな声で叫ぶヨメ・・・。
他のお客も楽しい気持ちで旅行に来ています。こんな狂人の声を聞いてなんと思うか・・・。
もちろん恥ずかしいという感情もあり、いい加減黙れ!と言うと、
「また殴るのか!助けてー!警察ー!」と子供を乱暴に抱きかかえて部屋から出ようとします。
完全にパニック状態です。(-_-;)


私は、いい加減にしろ!と叫んで暴れるヨメをベッドに押さえつけました。
このとき暴れないように、首もとあたりを腕でおさえたため、これ以来ずーっと、ことあるごとに沖縄で首を絞められたと言われることになります。(T_T)


子供はヨメが私と揉みくちゃになりながら乱暴に抱っこしたときに口を少しケガしたみたいで血が滲んでいます。
かわいそうに・・・ごめんよ・・・(T_T)
そしてすべては私のせいに。もうウンザリです。


つい一日前に、「今まで子供の前でケンカしてかわいそうな思いをさせてしまった。もうケンカはやめよう」と涙を見せたヨメ・・・。
あの涙はなんだったのか・・・こんな感情がおさえられない人間なのか・・・悲しくなります。
昨日そういう話をしたばかりなのに、今までにないくらい暴れるとは。
しかもホテルの他のお客のことなど気にしないかのような行動・・・私への当てつけですか?
なんなの?なんなのこのクレイジーなヨメは。
怒りを通り越して呆れます。


落ち着いたのも束の間・・・首を絞められた、暴力をふるわれた、離婚だ、東京に帰ったら離婚の話し合いしましょうなどとグダグダ言い続けるヨメ。その流れで就寝です。
私はイスに座ったまま、しばらく考え、ヨメと子供が寝付いたのを確認してホテルを出ました。
もう今は、あの空間にいたくありません。ただただそれだけです。
当てはありませんが1人・・・夜中の那覇市街へと悲しい気持ちで繰り出すのでした。

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