【プロ野球】2020年プロ野球シーズン終了!中日ドラゴンズは8年ぶりAクラスに!

2020年プロ野球シーズンが終わりました。

 

中日ドラゴンズは3位でした。

 

いや~与田監督をはじめ選手のみなさんお疲れ様でした。
一時はチームを見限るような状態でしたが、2012年以来、見事に8年ぶりのAクラスになることができました。

 

7月、8月頃は今年もBクラスか・・・去年となんも変わってないやん・・・こんなチーム一回解体したほうがいいなんて思っていましたが、監督、コーチ、選手の皆様・・・申し訳ございませんでした。

 

さすがに優勝とまではいきませんでしたが、終盤はそれを感じさせる快進撃でした。
来年も10月、11月の強さを忘れずに、この調子でお願いしやす。

 

以上、少しだけ掌返しさせていただきました。

 

それにしてもやっとBクラスから抜け出せた~。
不名誉な連続Bクラスの記録は7年でやっと途切れました。

 

AやBがなんだと思われるかもしれませんが、単純に考えてAクラスが強いチーム、Bクラスが弱いチームとも言えます。
(まぁ今年は2位~5位はあまり変わらないかもしれませんが・・・)
これからのシーズンオフ期間や来シーズンに向けて、応援する側もモチベーションが変わるというものです。

 

優勝は下馬評通り巨人でした。
終盤は2位になった中日が連勝を見せ、このまま全勝するかも?全勝したら奇跡の逆転優勝?(確率的にはほぼありませんでしたが)などと感じさせる勢いもありました。
2位は固いと思われましたが、その時期に阪神広島に6連敗、最終的には3位となったのでした。
(こういうとこやな)

 

2位にはなれませんでしたが、7年連続でBクラスだったこともあり多くは望みません。

 

前回は頼りにならない選手たちだ!・・・などと言いまくっていましたが撤回させてください。
頼りになる場面も終盤は見ることができました。

 

不動の1番、チャンスメーカー大島選手。
さすがの巧打者で、毎年毎年打率3割台をたたき出すのは素直にすごいと思います。
2年連続の最多安打タイトルに輝きました。
歴代のタイトルホルダーを見ると蒼々たる顔ぶれです。やはり一流の選手です。

しかし昔からチャンスには弱いですね。
ずーっと固定されている1番打者がチャンスに弱い・・・ここ最近の中日の低迷に無縁とは思えません。

ですがやはりバッティングセンスはすばらしく、ヒットを打つ場面を見ると唸るものがあります。
チャンスにはあまり期待できないので、チャンスメーカーとして来年も力を発揮してほしいです。

 

一流選手の兆しもまだまだ不安定さを感じる京田選手。
2017年には新人王を受賞、ファンから期待され続けていますがまだまだ力不足が否めません。
ショートの守備はトップクラスですが、バッティングはまだまだです。
身体能力はあるので伸びしろはあると思いますが、特にバッティングでは期待に反したプレーをよく見ます。

途中まで打率2割2~3分は物足りませんが、終盤はバッティングフォームを少し変えたんでしょうか。
バットを少し寝かせてからは打力があがり、終盤の打率は3割を超えて最後は打率.247でフィニッシュでした。
守備は素晴らしいので、この選手のバッティングが良くなればそれだけでチーム力があがります。
来年に期待です。

 

頼りになる職人、マスター阿部選手。
パンチ力があって右打ちがうまい・・・そんなイメージの選手ですが、今年はややバッティングの安定感にかけました。
一時はバッティングの不調でレギュラーを外されたりもしましたが、セカンドの守備は安定感を増し不動のレギュラーに近づいたと思います。

ヒゲを生やした風貌も特徴的で人気のある選手です。バッターボックスでの期待も高いです。
来年は打率を昨年並みに上げ、ホームランを増やしてほしいですね。

 

竜の未来を担う、若きキャプテン高橋選手。
ここ数年で一気に力をつけた高橋選手、中日ドラゴンズの紛れもない中心選手となりました。
コンスタントに3割前後打つようになりましたし、やはりバッティングには非凡なものを感じます。

まだまだ若いですし、さらなる成長が楽しみな選手です。
サード守備も文句のつけようがありません。
来シーズンはホームランをもっと増やしてほしいです。

 

不動の4番、ファンからも人気のビシエド選手。
長打もありながら3割を超える打率、他球団からも恐れられる竜の主砲として定着してきました。
2018年は首位打者、最多安打タイトルをとるなど安定感もありますが、今年は少し調子を落としていたように思います。

日本が大好きなようで昨年は年末の納会まで参加したようです。
助っ人外国人はシーズン終了早々に帰国するのが普通なのですが・・・こんなところも人気の秘密ですね。

強いていえばチャンスにもう少し強くなってホームランを増やしてくれると、中日ドラゴンズ史上最強助っ人と言われるようになるかもしれません。

 

今シーズンAクラスへの躍進の原因となった選手はまだまだいます。

まずは捕手の木下選手です。終盤は一気にレギュラーに定着、ファンからもキノタクという愛称とあわせてたくさん覚えてもらったと思います。
打撃も良くパンチ力もあり、バッターボックスで期待できる捕手がひさしぶりに出てきてくれました。
このチームは谷繁捕手以降、どうしてもキャッチャーが見劣りしていましたから・・・。
盗塁阻止率も12球団で1位の.455。4割に乗せているのは木下捕手だけです。(これはすごい・・・)

 

また、ピッチャーとしては大野投手、福谷投手の復活がかなり大きかったです。

もともと福谷投手は速球に力があって数年前は抑えをまかされていた時期もありましたが、制球難があり逆転をたびたび許していました。昨年から先発投手として復帰、1~2試合いいピッチングをして期待を感じさせましたが、ヘルニアですぐにいなくなってしまいました。
それが今シーズンは同じく先発投手で見事に復活。制球力あり、度胸ありと熱いピッチングを見せてくれました。

 

そしてそして大野投手。もともと2010年ドラ1で期待されて入ってきました投手ですが、力の片鱗は見せるものの10勝したら10敗するピッチャー、味方が点をとった後すぐに点をとられるピッチャー、ホームランを打たれるピッチャーという印象で、2018年はなんと勝ち星も0勝に終わっていました。
私の中では自称エースというふうに思っていましたが・・・今シーズンで一気に見方が変わりました。

昨シーズンに続いて最優秀防御率、加えて最多奪三振のタイトルを獲得、巨人の菅野投手と争ってなんと沢村賞も受賞しました。
相手のバッターがツーシームやストレートにクルクル三振するので観戦していて気持ちよかったです。
一気に球界トップクラスのピッチャーに躍り上がりました。
完投「10」完封「6」という数字は凄すぎるの一言です。近年こんな数字を残したピッチャーはなかなかいません。

応援しているチームの選手なのでめちゃくちゃ嬉しいことですが、なぜこんなに変わることができたのか・・・。
本を一冊出せるんじゃないでしょうか・・・というレベルです。(^_^;)

 

また、弱かった中継ぎ、抑えも祖父江投手、福投手、ライデル・マルティネス投手と「大福マル」の勝利の方程式ができ、6回時点でリードしていれば「37連勝」という記録もありました。昨シーズンでは考えられないことです。

 

投手陣の復活、整備は与田監督をはじめ、首脳陣の方々の力もあるのでしょうか。素直にすごいと思います。

来シーズンに向けて気になるのは、国内FA権を取得した大野投手の去就でしたが、早々に残留が決定したようです。
FA宣言すれば必ず他球団との争奪戦に発展すると思っていたので、これは意外でした。

 

聞けば「中日というチーム、チームメイトが本当に大好きで、このチームで優勝したい。」とのこと。
これには私も目頭が熱くなりました・・・。
こんな侠気のある選手だったんだとまた見方が変わりました。他球団のファンからも賞賛され完全に男を上げた大野投手。

 

あまり好きな選手ではありませんでしたが、さすがに大好きになってしまいました。

 

来シーズンはこの大野投手がいます。若手の底上げも進んでいる感じです。
大野投手が言うようにチームの雰囲気もよく、8年ぶりAクラスにもなって士気は高いはずです。

来年はホントにホントに期待できそうです。
10年ぶりの優勝が見たい!(もうあれから10年か・・・)

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